エンドミルとインデキサブルの切削条件は、回転速度・送り速度・切り込み量の3要素で決まります。
切削条件に必要な3つの数値を理解する
- ミーリング加工では、回転速度・送り速度・切り込み量の3つが加工負荷を左右する基本要素です。
- これらの数値を正しく設定することで、びびりや工具損傷を防ぎ、安定した加工が可能になります。
- エンドミルとインデキサブルでは表記方法が異なるため、計算して共通の指標に揃える必要がある。
回転速度を計算して設定する必要がある
- エンドミルは回転速度(min⁻¹)がカタログに記載されているが、インデキサブルは切削速度Vc(m/min)で記載されている。
- インデキサブル使用時は、Vcから回転速度を計算する必要があります。
- 加工内容(溝加工・側面加工)に応じて適切な条件を選ぶ必要がある。
送り速度を計算して求める必要がある
- エンドミルは送り速度Vf(mm/min)が記載されているが、インデキサブルは1刃あたりの送り量(mm/t)で記載されている。
- 刃数と回転速度を掛け合わせて送り速度を算出する必要がある。
- 1回転あたりの送り量(mm/rev)に置き換えると、工具間で比較しやすくなる。
切り込み量(ap・ae)を調整すべき理由
- 切削深さapと切削幅aeは加工負荷に直結するため、カタログ条件を基準に設定する必要がある。
- 負荷が大きいと工具やワークが振れ、びびりが発生しやすくなる。
- 機械剛性や求める面粗さに応じて、カタログ範囲から調整することが重要である。
▽参考資料: カタログ条件の見方(インデキサブルの場合)
▽参考資料: 切削速度Vcから回転速度nを求める(全2ページ)
▽参考資料: エンドミル・インデキサブルの切削条件の計算
▽参考資料: 送り速度Vfの計算方法
▽参考資料: 一度に切削する量
☆ 切削条件の基礎<まとめ>に戻る
☆ ドリルとタップの切削条件
☆ 計算式一覧表