深穴加工時において切りくずがうまく処理できず油の供給も出来なくなる時にドリルを穴の入口まで戻す事により強制的に切りくずを排出する加工方法。(ただし加工時間は非常に長くなります。)Gコード でG83と呼ぶ事もある。 参考資料・ステップ加工 詳細表示
ドリルの外径を先端からシャンクに向けて細くしていき、切削中に穴の内面との摩擦を避ける為につけてあるテーパの事。(ハイスでは0.04~0.14/100ぐらい) 参考資料・バックテーパとは 詳細表示
ハイスドリルで横形加工機なら3D超えたら0.5D~1Dステップ、立形加工機なら3D超えたら1D~2Dステップ(下目から様子見てください)ただしドリルφ3以下の場合は0.5Dステップになります。 ・参考資料 ステップ量について 詳細表示
ドリル主軸は回転したまま加工に進行を一時的に停止させる加工方法の事。 穴加工の底面の面精度向上させたり、内部給油のドリル加工において切りくず排出に使われる事があります。 ・参考資料 ドウェル加工 詳細表示
ドリル切れ刃の高さの差。 リップハイトが大きくなると穴拡大や折損が起こりやすくなる。 参考資料・リップハイト 詳細表示
溝長とはドリル先端から溝の終わりまでの長さになります。また加工穴深さニ対する溝長の選定は切りくずを排出するスペースを確保する為に、溝長=穴深さ+(1.5Xドリル径)以上必要になります。 参考資料・溝長に対する加工深さ 詳細表示
先端角とはドリルの先端部の角度の事。一般的にハイスは118°超硬スチール用は140°が標準になります。先端角が小さいほど垂直方向にかかる抵抗(以後スラスト抵抗)は小さくなりますが先端は欠けやすくなり、切りくずは薄長くなります。先端角が大きくなりますと切りくずは厚短く良好になりますがスラスト抵抗は大きくなってしまい... 詳細表示
送り速度とは1分間に工具がどれだけ移動するかという事になります。 計算方法については参考資料を参考ください 。 ・参考資料 ドリル送り速度 詳細表示
シャンク端に2面に設けた平たんな面があるシャンクの事。 タングは主に回り止めに使われる。 参考資料・タング 詳細表示
穴深さ3D以下で切りくずが分断出来ないような被削材を加工する場合に強制的に切りくずを分断する加工方法。(切りくずを排出するわけではない)ステップ加工は穴の入り口まで戻るがピック加工は少しだけ(0.1mmぐらい)戻るだけです。また、GコードでG73と呼ぶ事もある。ピック加工においてはペック加工、高速ステップ加工と呼... 詳細表示