金属材料の性質を表す単位には様々なものがあり、金属材料の加工前にその数値を確認しておく事が重要です。切削工具も被削材の硬さに合ったものを選定することがポイントとなります。 鉄鋼材料の中でもタップやドリルで加工する材料の単位は、比較的硬い材料の硬さを表すHRCや、比較的軟らかい~中程度軟らかい材料の硬さを表す... 詳細表示
「公差」とは、指定された寸法の最大値と最小値の差です。 「許容差」とは、基準となる寸法に対して許される限界値との差です。 基準寸法に対して大きい方を「上の許容差」、 小さい方を「下の許容差」と表現します。 図面の指示の例 基準寸法が10.0mm... 詳細表示
「コレット」(コレットチャックの略)とは、旋盤・フライス盤、マシニングセンタなどの工作機械で使用します。 工具を固定するツーリングの部品で、放射線状にすり割りの入った筒状の冶具です。 外側からチャックで締付けることにより固定します。 主軸、刃物台に取り付ける保持具のうち、 保持部が凸のものを「アーバ」... 詳細表示
「切削抵抗」とは、切削時に刃先が受ける抵抗力。主分力、送り分力、背分力の3分力で測定されます。 「スラスト抵抗」とは、工具の進行方向と反対向きにかかる抵抗の力のことで、主にはドリルで使われる切削抵抗のことです。タップの切削抵抗として使われることもあります。 ドリルなどの切れ刃面に対し垂直方向に切削抵抗が発生し... 詳細表示
切削加工において、通常の数倍の送り速度で加工する方法です。 詳細表示
アメリカ、イギリスの規格のねじ山の角度が 29°の台形ねじのこと。 おねじの外径がインチ寸法 (分数) で、ピッチが1インチあたりの山数となります。 詳細表示
下穴径の基準寸法から拡大代を考慮したドリルで下穴を加工します。 切削タップの場合は、下穴=内径となるため、下穴を内径プラグゲージでチェックします。下穴が内径となる理由は、タップのねじ部の谷は下穴径よりも小さい形状をしているため、タップの谷では切削されず、下穴で使用したドリル径が内径としてそのまま残る形となるため... 詳細表示
ねじのピッチの種類を指します。 JIS B 0101参照 ・並目ねじ(なみめねじ) 呼び径とピッチの組み合わせが一般的で、最も普通に使用されているねじ。 ・細目ねじ (ほそめねじ) 並目ねじに比べて、呼び径に対するピッチの割合が細かいねじ。 ... 詳細表示
タッピングにおける回転抵抗をタップの切削トルクといいます。 トルクにおよぼす要因は、タップの種類やすくい角の大小、食付き部の長さなどタップの形状に関するものと、 被削材の種類やねじ立て長さ、下穴径の大小など切削条件に関するものがあり、 これらが複雑に絡み合ってタッピング時の抵抗として現れます。 詳細表示
調整ねじ付き、アジャスタブルともいいます。 オーエスジーの平行ねじ用の丸ダイスは、調整ねじ付きです。 (SUS用のみ、調整ねじがついていないソリッドタイプになります。) ダイスにすり割りのある有効径を調整するねじがあるタイプの事。 ラウンドダイス(RD)ともいいます。 詳細表示