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  • No : 707
  • 公開日時 : 2019/02/28 09:26
  • 更新日時 : 2026/05/19 09:00
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ドリル加工時のスラスト抵抗等を求める計算式はありますか?

ドリル加工時のスラスト抵抗等を求める計算式はありますか?
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回答

スラスト・トルク・所要動力は実験式により被削材係数と加工条件から推測できます

ドリル加工でスラストやトルクを求める必要がある理由

  • クランプ方法や治具設計を行う際に、加工時に発生するスラストやトルクの把握が必要になる
  • 加工負荷を事前に見積もることで、安全性や加工安定性の確保につながる
  • 実験式を用いることで、おおよその値を簡易的に推測できる

スラスト・トルクを求める計算に使用する要素

  • スラストRt(N)、トルクTr(N・cm)は実験式により算出する
  • 被削材ごとの係数k、mが計算に必要となる
  • ドリル径DC(mm)と、1回転当たりの送り量f(mm/rev)を用いる
  • 蓄積された実験データをもとにした係数により材料ごとの差異を考慮する

所要動力を求めるときの考え方

  • 実験式により算出したトルクをもとに所要動力を算出できる
  • トルクが大きくなるほど必要動力も増加する
  • 加工条件設定や設備選定の判断材料として活用できる

 

A:スラストを求める実験式 

B:トルクを求める実験式 

Rt: スラスト(N) 
Tr: トルク (N・cm) 
k : 被削材による係数 
m : 被削材による係数 
DC:ドリルの直径 (mm) 
f : 一回転当たりの送り量 (mm/rev) 

被削材 引っ張り強さ(Mpa)および、硬さ k m
分類 代表例
軟鋼 SS400 520 3.5 3.6
炭素鋼 S50C 660 3.1 3.4
クロムモリブデン鋼 SCM440 730 3.7 4.2
30HRC 4.0 4.2
オーステナイト系ステンレス SUS304 180HB 5.2 5.3
球状黒鉛鋳鉄 FCD600 600 2.9 2.9
ねずみ鋳鉄 FC250 200HB 2.8 1.8
軽合金鋳物 ADC12 310 0.9 0.8

 

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