先端フラット形状のドリルで、ADF・ADFOシリーズが該当します。
先端フラット形状とは、ドリルの先端角が180度で、平らな形状をしたものです。
傾斜面や曲面加工では、先端角付きドリルが滑ってしまうことがあります。
先端フラット形状なら径方向の負荷を抑え、ドリルやワークへの負担を軽減します。
これにより、薄板加工でのバリ抑制にも効果があり、幅広い用途で活用できます。
・座ぐり加工
・深穴のガイド穴加工
・止り穴用タップ下穴加工
・交差穴加工
・プランジ加工 等々
もちろん、通常の穴あけ加工にもお使いいただけます。 特に前加工を要する多様な用途で、加工コスト削減に繋がるドリルです。
▽参考資料:超硬フラットドリルシリーズ