管用ねじの下穴径とタップの工具径は、専用の下穴表で規格値を確認し、工具径(基準径)はねじ外径を参照する。
管用ねじの下穴径はどこで確認するか
- 管用ねじの下穴径は、専用の下穴表にまとめられている
- 実際の数値は、下記リンクのカタログ資料から確認する
- 計算で求めるものではなく、規格値を参照することが前提となる
・ 穴加工ねじ加工工具 総合カタログ(英式)管用ねじ下穴表
※イギリス規格が元になっているため(英式)となっているが、現JISと従来JIS共用の下穴径表である
確認できる管用ねじの種類
- 管用テーパねじ:PT、Rc(耐密結合用)
- 管用平行ねじ:PS、Rp(耐密結合用)
- 管用平行ねじ:G、PF(機械結合用)
呼びがインチでも工具径を換算できない理由
- 管用ねじの呼びは、管の内径を基準にしたインチ表記である
- この呼び寸法は計算で算出できる数値ではない
- ねじの外径(実寸)は、インチ換算値より大きく、規格で定められている
加工条件計算で参照する工具径の考え方
- タップの回転速度などの加工条件を算出する際は、ねじの外径を用いる
- 下穴表に記載されている「ねじの外径」を工具径(基準径)として参照する
- 呼び寸法のインチ値をそのままミリ換算してはいけない
アメリカ標準管用ねじとの違い
- NPT・NPTFなどのアメリカ標準管用ねじは、下穴径と工具外径が異なる
- JISの管用ねじとは別の規格として確認する必要がある
▽参考:管用ねじのタップ切削条件の計算方法
・アメリカ標準管用ねじ 下穴径とタップの工具径は? NPT NPTF等