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  • No : 483
  • 公開日時 : 2019/02/26 18:10
  • 更新日時 : 2026/04/08 15:00
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めねじにめっきを施す場合、タップはどの程度のオーバサイズを使用すればよいか?

めねじにめっきを施す場合、タップはどの程度のオーバサイズを使用すればよいか?
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回答

めねじにめっきを行う場合、タップは「めっき厚の4倍」を目安にオーバサイズを選定します。

オーバサイズ量の基本的な考え方

めねじにめっきを施す場合、必要となるタップのオーバサイズ量は、めっきの膜厚を基準に算出します。めっき後に適正なねじ精度を確保するためには、加工前にめっき分を見込んだ寸法設定が必要です。

有効径に着目した計算方法

めっきが施された際に、特に考慮すべき寸法は「有効径」です。メートルねじやユニファイねじのように、ねじ山角度が60°のめねじでは、直角三角形の比率(1:2:√3)に基づいて寸法増加を考えます。その結果、有効径への影響は片側でめっき厚の2倍、径全体ではその合計となるため、オーバサイズ量の目安は「めっき厚の4倍」となります。

▽参考資料:  めっき厚の考え方 

オーバサイズ表記とSTDの位置づけ

オーエスジーでは、JIS2級及び6H相当の精度を狙う標準タップを「STD」と表記しています。オーバサイズタップは、このSTDを基準として、「STD+1」「STD+2」といった形でオーバサイズ量を表します。

STD+1およびSTD+2の目安

STD+1の目安は、ピッチ0.6mm以下の場合で15μm、ピッチ0.7mm以上の場合で20μmのオーバサイズです。例えば、めっき厚が5μmの場合は、4倍で20μmとなるため、STD+1が選定の目安になります。また、めっき厚が10μmの場合は40μmに相当するため、STD+2が目安となります。

▽参考資料:  オーバサイズのタップとは 

ゲージ選定時の注意点

ゲージを選定する際は、「どのような基準で検査したいのか」という目的を明確にすることが重要です。例えば、「従来のJIS2級よりも+0.03mm大きく加工されていること」を確認したい場合には、「2級+0.03」のプラグゲージを使用します。オーバサイズのタップを使用していても、要求のねじ精度が2級の場合は2級のプラグゲージで合否判定を行います。

めっき前用ゲージについて

オーエスジーで標準在庫しているめっき前用ゲージはこちらです。

  • 従来JIS等級 メートルねじ用プラグゲージ「2級+0.03」
  • 従来JIS等級 メートルねじ用リングゲージ「2級-0.03」
  • ISO等級  メートルねじ用プラグゲージ「6H+0.03」

特殊品対応の進め方

特殊なオーバサイズのタップやゲージが必要な場合は、お取引のある販売店様を通じて、オーエスジーの営業所へ見積もりを依頼してください。

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