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  • No : 9682
  • 公開日時 : 2021/10/04 13:00
  • 更新日時 : 2026/05/21 14:44
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有効径の違いを比較 従来JISとISO ・ねじとねじゲージ・おねじとめねじ

おねじとめねじ、プラグゲージとリングゲージのねじ精度はどんな位置関係になっているかが知りたい。
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回答

ねじ精度やゲージの違いにより、有効径の位置や範囲が異なるため適切なゲージ選定が必要です。位置関係は下図の通りです。

ねじ精度により使用できるゲージは異なり共用はできない

  • めねじ(6H・2級)、おねじ(6g・2級)では、それぞれ有効径の位置と範囲が異なる
  • 図面指示が2級の場合、6Hのねじゲージで検査することはできない
  • 6H指定の検査では、たとえ2級の公差内に6Hが含まれていても2級ゲージは使用できず、図面通り6Hゲージを使用する必要がある

ねじとねじゲージの位置関係

リングゲージとプラグゲージは嵌合しない

  • リングゲージの方が小さく、プラグゲージの方が大きいため物理的に入らない関係となる
  • もし入る場合は、プラグゲージの摩耗による径小変化、またはリングゲージの摩耗による径大変化が疑われる
  • 異常が疑われる場合は使用を停止し、校正を検討する必要がある

止り側ゲージ工作用・検査用の違い

  • ねじ用限界ゲージは、通り側が通過し止り側が止まることで合格と判定する
  • 従来JISでは止り側に検査用と工作用があり、通常は加工側で工作用を使用する
  • 検査用は受入検査で使われ、工作用で合格した製品は検査用でも合格しやすい関係となる
  • ISOでは止り側に検査用と工作用の区別はない
止り側ゲージの用途(従来JIS)
区別 プラグ
ゲージ記号
リング
ゲージ記号
用途 備考
工作用 WP WR 加工側で工作用を使用する  
検査用 IP IR 受入検査で使われる 工作用で合格すれば検査用で合格しやすい

ゲージの判定に不一致が生じたら?

製造業者側と使用者側でねじゲージの判定に不一致が生じた場合は、JIS規格に基づいて扱う

▽JIS検索サイト:JIS検索ウェブサイト
        JIS B 0251 メートルねじ用限界ゲージ

 

▽参考資料:1級と2級_5Hと6Hのねじ精度位置関係(M10×1.5)

▽参考FAQ:めねじの有効径とは?

▽参考FAQ:おねじの有効径とは?

▽参考FAQ:通り側が止まって、止り側が通る?

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