内部給油と外部給油は、油剤を刃先へ供給する経路と効果が異なります。
内部給油とはどのような給油方式か
- 内部給油とは、タップ、ドリル、エンドミルなどの工具に、シャンクから刃先につながる油穴が設けられており、その油穴を通して油剤を供給しながら使用する給油方式である
- 使用には、機械およびツーリング側にも内部給油機能が必要となる
- 切削熱や切りくずが発生する刃先へ油剤を直接供給できる
- 冷却性や潤滑性を効率良く高めることができる
カタログの内部給油の記載
- 対象工具の図中に、点線で油穴の位置や形状が示されている(例:下図の黄色マーカー)

外部給油とはどのような給油方式か
- 工具の外周側にある溝から、刃先へ油剤を流し込む方法である
- 切削タップやドリルでは、油剤を供給する溝と切りくずを排出する溝が同一である
- 深穴加工では刃先まで油剤が届きにくくなる

深穴加工は内部給油を推奨
外部給油では、切削タップ・ドリルの場合、油剤を流し込んでいる同じ溝から切りくずを排出していることから深穴では刃先への油剤供給が難しい。
内部給油であれば、深穴でも安定した油剤供給が可能となるため、深穴の場合は内部給油を推奨する。