エンザートは強度の低いアルミ材料等を相手に自力切削で挿入することが前提であり、また自力切削のみで挿入しないと強度に影響が出ます。
鉄やステンレスなど被削材が硬いため自力切削での挿入が困難な場合は、補助としてエンザート専用タップが必要になります。
しかしエンザート専用タップを使用すると、自力切削のみで挿入する場合に比べて特に回転方向の強度が劣るので、エンザート専用タップで切る量を可能な限り少なくして下さい。
あらかじめタップで加工しためねじに沿わせて挿入するコイル型インサートと違い、エンザートはタップを全長分全て切ると、めねじとしての機能を果たせなくなります。
最後の2~3山をエンザートのセルフタッピングで追い込み、被削材にロックさせてください。
▽参考資料:パーツ&サプライシリーズ<エンザート>