ゲージは図面指示で示された「ねじの精度」に合わせて選びます。オーバサイズタップで加工しためねじの検査には、目的により使用するゲージが変わります。
| オーバサイズのタップで加工をしためねじとゲージチェック | ゲージの選定に必要な情報 | 選定するゲージ |
|---|---|---|
| めっき処理前のめねじサイズをチェックしたい | 図面指示のねじ精度、めっきの膜厚 | めっき厚×4倍のオーバサイズのゲージ |
| めっき処理後のめねじサイズをチェックしたい | 図面指示のねじ精度 | 図面指示のねじ精度のゲージ |
| 熱処理後のめねじに歪みが無いかチェックしたい | 図面指示のねじ精度 | 図面指示のねじ精度のゲージ |
| 摩耗を見込み大き目のタップで加工しているが使用限界が来ていないかチェックしたい | 図面指示のねじ精度 | 図面指示のねじ精度のゲージ |
めっき処理前にめっき厚分を考慮し、あらかじめ大きく加工しためねじを検査する場合、径方向に換算するとめっき膜厚の2倍となり、ねじは円筒状にぐるりと回っているため、反対側のねじ山も合わせると、めっき厚の4倍がオーバサイズ量となる。(ねじ山角度が60°の場合。メートルねじのねじ山角度は60°。)


例)メートルねじで膜厚0.007mmの場合、0.007mm×4倍=0.028mmがオーバサイズとなる。
精度6Hや2級に続けて記載の+0.03がオーバサイズ量を表す。単位はmm。おねじの場合は-0.03とマイナスになる。

どぶ付けめっき(溶融亜鉛めっき)は、膜厚が0.05~0.1mmとなり、オーバサイズ量は0.2~0.4mmとなります。