めっき処理前のねじゲージとして一律に決まったものはありません。
めっきの膜厚に合わせて、ゲージ精度を設定する必要があります。
めねじにめっき処理を施す場合、めっき膜厚の4倍分の調整が必要です。
タップでめねじを加工する時、膜厚の4倍分大きくめねじを作っておく必要があります。
7μmの膜厚を4倍すると、7×4=28μm≒0.03mmです。
めねじ用プラグゲージの「2級+0.03」がめっき前の大きさを管理するために適したゲージとなります。
めねじ加工後に、0.03mm大き目に仕上がっていることを判断するゲージです。
おねじの場合はめっきで大きくなる分、あらかじめ小さく作っておく必要があるため、めっき前用リングゲージは「2級-0.03」となり、0.03mm小さめに仕上がっていることを判断します。
どぶめっきのようなめっき膜厚が+0.1mm程と厚い場合ではご利用できません。
プラグゲージでは+0.3mm程大きめのゲージとなるため、特殊品対応となります。
オーエスジーのメートルめっき前用ゲージの標準在庫品は下記のとおりです。
<従来JIS>
プラグゲージ→「2級+0.03」
リングゲージ→「2級-0.03」
<ISO等級>
プラグゲージ→「6H+0.03」