- No : 9858
- 公開日時 : 2021/10/18 22:45
- 更新日時 : 2026/05/15 11:16
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めねじ精度とタップ精度(転造タップ:RH精度)
回答
転造タップ(溝なしタップ)では下穴管理とタップ精度がめねじ品質を大きく左右します。
RH精度とはどのようなタップ精度を示すのか
- RH精度は転造タップ(ニューロールタップ、ハイロールタップ)に適用される精度区分である
- 塑性変形でめねじを成形するため、切削タップとは異なる精度管理が求められる
- 公差12.7μm刻みの階段状の精度体系が採用されている
転造タップで下穴管理が重要になる理由
- 切削ではなく塑性変形でねじを形成するため下穴寸法の影響が大きい
- 下穴径と被削材の盛り上がり性に応じてめねじの仕上がり寸法が変化する
- そのためタップ自体の精度も厳しく設定されている
めねじ精度がタップ等級と一致しないのはなぜか
- タップ仕様、被削材、使用条件によりめねじ寸法が変動する
- タップの有効径はめねじ精度を決める重要な品質特性の一つである
作業条件に応じてRH精度を選定できる仕組み
- 段階的な精度設定により用途に応じて選定可能である
- RH精度では数字が1つ大きくなるごとに、タップの有効径範囲が12.7μm大きくなる
- A-XPF、S-XPF、GRTでは有効径の上の許容差はRH精度と同一だが、公差は18μmである
- カタログやケースの「STD」表示は、めねじ精度2級・6H相当を狙えるタップ精度を指す

・ RH精度とは?
・ STDとは