• No : 770
  • 公開日時 : 2019/02/28 09:27
  • 更新日時 : 2026/06/05 09:35
  • 印刷

PDドリル SS400の加工で切りくずトラブル その対策方法とは

PDドリル SS400加工時の切りくずトラブル対策
カテゴリー : 

回答

SS400加工での切りくずトラブルは、排出性を高める条件設定で解消できます。

切削速度を高めに設定すると排出性が改善する

  • 切削速度(150~250m/min)の範囲内で高めに設定する
  • 回転力によって切りくずを飛ばしやすくなる
  • 切りくずの滞留を防ぎ、詰まりの発生を抑えられる

送り量を高めに設定すると切りくずが分断しやすくなる

  • 回転あたりの送り(mm/rev)を条件範囲の高めに設定する
  • 切りくずに厚みが出ることで分断しやすい形状になる
  • 長い切りくずの発生を抑え、詰まり防止につながる
  • 送りを下げる場合も極端に低くしすぎないよう注意が必要

条件調整でも改善しない場合にステップ加工が有効な理由

  • SS400の特性により切りくずが分断しにくい場合がある
  • ステップ加工により物理的に切りくずを分断する
  • ステップ量はドリル径に対して0.5D~1Dが目安

ステップ加工を行う際に考慮すべき注意点

  • ノンステップ加工と比較して工具耐久は低下する傾向がある
  • 材料ロットによる性質のばらつきを考慮する必要がある
  • 加工環境により効果が異なるため条件調整が必要になる
  • ・ PD推奨条件範囲表