- No : 583
- 公開日時 : 2019/02/26 18:10
- 更新日時 : 2026/06/24 09:26
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オーバサイズ 転造タップの下穴径
回答
オーバサイズの転造タップでは、その増加分に応じて下穴径も同じ量だけ大きく設定します。
なぜオーバサイズに合わせて下穴径を調整する必要があるか
- 転造タップは塑性変形でめねじを成形するため、有効径の増加がそのままねじ寸法に影響する
- タップ径が大きいので下穴が小さいと、過大な加工負荷や仕上がり不良につながる
- 安定しためねじ精度を確保するため、下穴側でも同量の調整が必要となる
RH精度と下穴径の増加量の関係
- RH精度(STD)の数値が+1ごとに有効径は+0.013mm大きくなる
- それに合わせて下穴径の許容範囲も+0.013mmずつ拡大する
- STD+3の場合は合計で+0.039mm拡大する目安となる
具体例から確認する下穴径の違い
- M6×1 6HでSTDの場合、下穴径は5.49~5.56である
- STD+1では5.503~5.573となる
- STD+3では5.529~5.599となる
- 設定時は拡大後の範囲内で大きめの値を目安とする
下穴寸法の基準表を確認できる資料