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  • 公開日時 : 2021/05/10 14:22
  • 更新日時 : 2026/03/31 15:09
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SFTタップ(スパイラルタップ)での加工ポイントは?

SFTタップでの加工方法は
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回答

スパイラルタップは、ねじれ溝の作用により切りくずをシャンク側(手前)に排出するため、止り穴加工に適したタップです。 
一方で、切りくずがタップに絡みついたり、噛み込みによる刃先の欠けやタップが欠けたり折損が生じやすいため、以下の点に注意が必要です。 

① 下穴は規格内で大き目に設定する 
スパイラルタップに限らず、下穴を規格内(めねじ内径の許容限界内)で大き目に設定することで、切りくずの量が減り、トラブルを軽減できます。規格内であれば、めねじの強度は問題ありません。  

② 切削速度は適正範囲を守る 
切りくず形状は、被削材の特性と切削速度によって変化します。 
カールの小さいコンパクトな切りくずは、スムーズに排出され絡みつきにくいです。 
例えば、SS400などの軟鋼では、推奨速度(8~13m/min)から外れると、切りくずのカールが大きくなり、絡みつきやすくなります。
カタログの推奨条件をご確認ください。
・ タップ条件表

③ 加工深さは原則「2D」まで 
スパイラルタップで加工できる深さは、一般的にねじ径の2倍(2D)までです。 
例:M10の場合、有効ねじ長さが20mmを超えると「深穴」扱いとなり、トラブルが増えます。 
2Dを超える場合は、深穴用スパイラルタップや、転造タップへの変更を推奨します。 
・ タップ加工深さの考え方

 
④ 送り精度の管理(めねじ拡大防止) 
タップは1回転で1ピッチ分進むのが原則です。  
スパイラルタップは切れ味が良く、切りくずをシャンク側へ排出する力(引き抜く力)が働くため、機械の送りと同期がずれると「進み過ぎ」によるめねじ拡大が起こりやすい傾向にあります。