- No : 8238
- 公開日時 : 2020/11/05 07:49
- 更新日時 : 2026/05/21 14:24
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ポイントタップ(POT)によるねじ立て方法
回答
切削条件の設定と正しい貫通動作を守ることで、安定したねじ立てができます
ポイントタップの基本手順はどう進めるか
- タップの下穴径で下穴をあける
- 被削材と工具径に応じて切削条件を選定する
- 食付き部が貫通するまでねじ立てを行う
- 逆回転させてタップを抜き取り、検査後に完了とする
回転速度と送り速度はどのように決めるか
- 切削速度と工具径から回転速度 n(min-1)=Vc×1000÷3.14÷TD で算出する
- 送り速度は1回転1ピッチのため、回転速度にピッチを乗じて求める
- 回転速度と送り速度の設定により安定した切削が可能となる
・タップ条件表.pdf
途中で逆転すると不具合が起きる理由
- 切りくずは食付き部が完全に貫通した時に被削材から離れる
- 途中で逆転すると切りくずがつながったまま残る
- その状態で戻すと切りくずを噛み込み、欠けや精度不良の原因となる

安定した加工に必要な貫通量の考え方
- 貫通穴では食付き部だけでなく完全ねじ部も3山以上突き出す必要がある
- 突き出し量が不足すると切りくずが切り離されず噛み込みの原因となる
- 出口から確実に切りくずが排出される状態を確認することが重要である

加工深さはどのように計算するか
- 加工深さは 板厚+食付き山数+余裕分+突出しセンタ で算出する
- 例:10mm板厚の場合、10+(5+3)+2.6=20.6mmとなる
- 切りくずの排出が不十分な場合は余裕分を増やして調整する


関連情報への参照
・ タップに関するよくある質問一覧