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  • 公開日時 : 2019/02/26 18:10
  • 更新日時 : 2023/11/01 16:56
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溝なしタップの加工 口元の盛り上がりを抑制するには

溝なしタップの加工 口元の盛り上がりを抑制するには
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回答

溝なしタップの加工では、口元側にかえりバリが生じることで盛り上がった形状になります。
口元のかえりを抑制するためには、溝なしタップの下穴に、あらかじめ60~70°(全角)の面取りを行うことが有効です。
 
参照:オーエスジー タップ テクニカルデータ P42
 
※カタログ表記上、角度が全角とテーパ半角の2種類の表し方があります。
 
先端角90°:全角
テーパ半角45°:半角
どちらも、面取りの角度は同じ狙いの工具です。
 
溝なしタップの下穴面取り角度60~70°を狙う場合は、面取り工具の先端角が60°のものを選定ください。