• No : 338
  • 公開日時 : 2019/02/25 16:43
  • 更新日時 : 2022/05/17 15:10
  • 印刷

工具の硬さと被削材の硬さの関係?<切削の基礎③>

工具の硬さと被削材の硬さの関係?<切削の基礎③>
カテゴリー : 

回答

一般的に、切削工具は被削材よりどれくらい硬ければよいのでしょうか?

加工できる被削材硬さの目安は以下になります。

・ 安定加工ができる硬度差  : 工具の硬さ-40HRC

・ なんとか加工できる硬度差 : 工具の硬さ-20HRC

ハイスの硬度は63~69HRC → 被削材の加工限界硬度 43~49HRC

粉末ハイス(XPM)の硬さは68~72HRC → 被削材の加工限界硬度 48~52HRC

※ハイスの加工限界硬度を超える被削材は、超硬工具を選定する必要があります。

▽参考資料 :  加工できる被削材硬さの目安

 

☆ 切削の基礎のまとめに戻る

 

 

オーエスジーでは、日々の業務に役立つ情報を様々な方法で展開しております。

eラーニングスクール(WEB学習教材)

インターネットで工具の基礎知識や実践的な技術を習得できる、OSGのeラーニングスクール。パソコンの前に居ながら目の前でセミナー受講している感覚で、手軽に自分のペースで学べます。新入社員教育、スキルアップにご活用ください。

テクニカルセミナ(有料講習会)

初心者からベテランまで、レベル・分野別コースで切削工具の知識・技術を学ぶ、テクニカルセミナ。工場見学やデモ実演、実習など、効果的なカリキュラムをご用意しています。