- No : 1118
- 公開日時 : 2019/03/15 16:49
- 更新日時 : 2026/04/24 09:28
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ステンレスの加工硬化とは?<SUS>
回答
ステンレスの加工硬化は、加工によって金属組織が凝縮し硬くなる現象です。
加工硬化が起こる金属組織の変化
- 金属組織は当初、原子が規則正しく並んでいる状態である。
- 曲げや擦れなどの力が加わると原子の並びが崩れ、組織が詰まって凝縮された状態になる。
- 一度凝縮された原子の並びは、形を元に戻しても簡単には元の状態には戻らない。
切削加工で加工硬化が進む理由
- 切削では刃物と被削材の擦りが発生し、この擦りが加工硬化を生み出す要因となる。
- 特に切削速度の速い超硬工具では、条件を誤ると短時間で表面が硬化してしまう。
加工硬化が後工程に与える影響
- 加工硬化が起こった材料は表面が硬くなり、タップやリーマなど後工程の工具寿命に悪影響を及ぼす。
SUS304が加工硬化しやすい理由
- ステンレス鋼の中でも、SUS304は特に加工硬化を起こしやすい性質を持っている。
▽参考資料: SUSの加工硬化とは?
▽参考資料: 加工硬化の後工程への影響