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  • No : 9862
  • 公開日時 : 2021/10/18 23:08
  • 更新日時 : 2024/05/08 17:12
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スレッドミルでの加工の動き 下から上? 上から下?

スレッドミルの加工の動き
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回答

スレッドミルでねじを加工する動きは、3つの要素の組み合わせで決まります。
 
①右ねじ or 左ねじ
②右刃(主軸右回転:M03) or 左刃(主軸右回転:M04)
③ダウンカット or アップカット
 
一例として、右刃(右勝手)のスレッドミルで、右ねじをダウンカットで加工する場合、工具は下から上に加工していく動きになります。※右刃:主軸右回転(M03)
 
その際、主軸の円弧移動はG03の円弧補間(反時計回り)で行う必要があります。(ダウンカットの場合、円弧補間は工具の勝手方向に対して逆になります。)G03 反時計回りの円弧補間を使用する際は、径補正は進行方向左側にかかるG41を使用します。
 
ダウンカットかアップカットかは、加工環境によって選択することができます。特別な理由がない限りは、びびり振動が少なく安定加工が狙えるダウンカットを推奨します。ダウンカットの場合とアップカットの場合における、ほかの動きとの組み合わせを以下に示します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スレッドプロでは、加工したいねじの種類と使用工具を選びダウンカットを選択する事で、自動的にプログラムが作成可能です。
 
 
 
 
 
 
 

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