溝なしタップでは大きくなった分だけ下穴も大きくします。
溝なしタップのタップ精度RH(STD)の数字が+1するごとに+0.013mm有効径が大きくなります。それに伴い、下穴径の範囲も+0.013mm大きくします。STD+3の場合、+0.039mm下穴径の範囲を大きく設定する目安です。
M6×1 6Hの場合、STDの場合の下穴範囲は5.49~5.56となります。
STD+1の場合:5.503~5.573
STD+3の場合:5.529~5.599
タップのオーバサイズ分を下穴範囲に足した中の大きめを下穴の目安としてください。