- No : 269
- 公開日時 : 2019/02/22 17:01
- 更新日時 : 2026/04/20 10:12
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リングゲージの表と裏で合否判定が分かれる?通り側リングゲージ(GR)で表側は通るが、裏側が通らない。なぜ?また、これは合格か?不合格か?
回答
通り側リングゲージは表裏で通り方が異なる場合でも、片側が通れば合格と判断します。
表側と裏側で合否が異なる理由
- リングゲージの山角度やピッチには許容差があり、表側と裏側で微小な差異が存在する。
- おねじの有効径が上限に近い状態では、その微小な差異によって干渉が生じやすい。
- この干渉により、表側は通るが裏側が通らない現象が発生することがある。
通り側リングゲージの合否判断の考え方
- 理想的には表側・裏側のどちらからも通ることが望ましい。
- ただし、片側でも通るものを完全に不適合と判断することはできない。
- そのため、通り側リングゲージで片側が通る場合は合格とみなすべきである。
片側が通らない場合の主な要因と対処の方向性
- おねじ有効径の狙い値が大きめであることが一因となる。
- 有効径の狙い値を小さく設定することで解消できる場合が多い。
- おねじやゲージのフランク面に溶着が発生している場合にも同様の現象が起こる。