ねじの並目と細目とは、ねじのピッチの種類を指します。
JIS B 0101参照
・並目ねじ(なみめねじ)
呼び径とピッチの組み合わせが一般的で、最も普通に使用されているねじ。
・細目ねじ (ほそめねじ)
並目ねじに比べて、呼び径に対するピッチの割合が細かいねじ。
※並目では、その呼び径に対し1つのピッチのみと決まっている。
省略される場合もあり。
JIS改正の為、並目が変更になっている呼びもあります。
例えば、M3x0.6は1965年JIS B0209-1965では「並目」でしたが、
改正され(2020年現在)、M3x0.5が並目です。
強いて言えばM3x0.6は昔のJISでは並目でしたので理由付きで並目となります。
※細目では、1つの呼びに対し、複数のピッチがある。ピッチが分からないとねじが特定できない為、注意が必要。
※タップやゲージ手配などの際、ピッチが省略されている場合がありますが、図面指示に従う事が基本となり、また、トラブルを防ぐためにも都度ピッチをご確認いただく事をおすすめ致します。
メートルねじの並目はM1~M68までです。それ以上の呼びでは細目に規格されています。
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