メートルねじのJIS規格改正とは、ISO等級を導入し国際規格に合わせた精度体系へ変更されたことを指します。
JIS規格改正でISO等級が導入された理由
- 1973年にISO等級を導入し国際規格との整合を図った
- 産業の国際化や貿易障壁の解消、規制緩和の流れに対応するため変更された
従来JISによる表記方法
- 従来のJISは1級・2級・3級による日本独自のはめ合い区分で運用されていた
ISO等級による表記方法
- 公差グレードを表す数字と公差位置を表すアルファベットの組み合わせで表記する
- 公差位置を表すアルファベットはめねじに大文字を使用し、おねじには小文字を使用するルールとなっている
- 許容限界寸法および公差は従来JISと同一とは限らない
- イソ(ISO)ねじや新JISと呼ばれることもある
従来JISとISO(現JIS)のねじ精度の対比
| 従来JIS |
1級(めねじ、おねじ) |
2級(めねじ、おねじ) |
3級(めねじ、おねじ) |
| ISO(現JIS) |
4H(めねじM1.4以下)
5H(めねじM1.6以上)
4h(おねじ) |
5H(めねじM1.4以下)
6H(めねじM1.6以上)
6h(おねじM1.4以下)
6g(おねじM1.6以上) |
7H(めねじ)
8g(おねじ) |
| 用途 |
しっくりしたはめ合い |
一般機械の締付け用 |
一般機械の雑用ねじ |