精度2級のねじの合否判定に、6Hのねじゲージは使用できません。
精度6Hのねじの合否判定に、2級のねじゲージは使用できません。
限界ねじゲージの精度2級と6Hを共用することはできません。
めねじをチェックするプラグゲージを例に取りますと、
だけを見ると、大は小を兼ねることができるようにみえますが、
ピッチの許容差や、山の半角の許容差の差異も加味しなければなりません。
ねじの直径などの一方向の寸法だけではなく、
山の角度やピッチも含めた立体的なねじ山の形状の判定も必要ということです。
ねじ精度2級の合否判定には、2級のねじゲージを、
ねじ精度6Hの合否判定には、6Hのねじゲージをご使用くださいませ。