• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L

トップカテゴリ

  • No : 13961
  • 公開日時 : 2023/10/11 13:01
  • 更新日時 : 2023/12/19 08:58
  • 印刷

ユニファイねじゲージ OSG仕様とANSI規格準拠の違い

ユニファイねじゲージ OSG仕様とANSI規格準拠の違い
カテゴリー : 

回答

<はじめに>
JIS規格とANSI規格のゲージの違いは摩耗代の有無です。
JISのゲージには摩耗代があり、ANSIのゲージにはありません。
この摩耗代はゲージを長期使用する為に有効な考え方です。
 
<ユニファイねじについて>
ユニファイねじは、呼び径と山数によって、UNC、UNF、UNEF、UNなど、ねじ記号が定められています。
JIS規格に掲載されているユニファイねじはUNCとUNFのみです。
 
<OSGでのユニファイねじゲージについて>
OSGでのユニファイねじゲージの考え方は3種類あります。
 
①JIS(UNC,UNF)※OSG在庫品
JISに掲載のあるゲージはJIS規格の考え方で摩耗代が付いています。
 
②ANSI
ANSIに完全準拠したゲージは摩耗代がなく、調整式です。
 
③OSG仕様のANSI,UNJ(UNC,UNF以外)※OSG在庫品
JISに掲載のないゲージは、ANSI公差に準拠した摩耗代をOSGオリジナルで付けています。
UNJCとUNJFもこの考え方をします。
 
 
「ANSI/ASME B1.2準拠のゲージが欲しいが、OSGの標準在庫品は使用可能か?」というお問合せがございますが、OSG仕様のANSIのゲージはANSI完全準拠の考え方に比べ、摩耗代があることで、厳しめ(安全)の設定となるためねじの検査に問題はありません。
ただし、ANSIに完全準拠のゲージを使用することを求められる場合は、取引先様との確認の上、使用可否をご判断ください。
 
 

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます