• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L

トップカテゴリ

  • No : 922
  • 公開日時 : 2019/02/28 12:58
  • 更新日時 : 2021/06/08 22:26
  • 印刷

下穴は貫通だが、ねじは途中まで。ポイントタップは使用可能?

ポイントタップは通り穴用と言われているが、下穴が貫通していれば、穴の途中までのねじ加工にも使用できますか?
カテゴリー : 

回答

使用できません。

 

下穴が貫通していても、ねじが貫通していない場合は、「止り穴」と捉えていただきスパイラルタップを使用してください。

 

ポイントタップでのねじ加工では、切りくずが被削材から離れるのは、タップ食付き部が完全に貫通した時です。下穴の途中でポイントタップを逆回転させた場合、タップの切削部分から離れた切りくずは被削材につながったままの状態になります。その状態で、タップを逆転してしまうと被削材につながったままの切りくずがタップに噛みこんでしまい、タップの欠けやねじの不良の原因になってしまう恐れがあります。

 

 

 

完全に切りくずが被削材から離れてから、逆回転するように余裕をもってポイントタップを貫通させることが必要になります。

 

 

・ ポイントタップ(POT)での加工方法の注意点

 

 

 

 

・ タップに関するよくある質問一覧

 

 

・ トップページに戻る

 

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます