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  • No : 9046
  • 公開日時 : 2021/05/10 13:55
  • 更新日時 : 2023/08/07 10:49
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HTタップでの加工方法

HTタップでの加工方法は
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回答

ハンドタップの使用手順
・ハンドタップは元々手加工用ですが機械加工でも加工可能です。もちろん「手加工」も可能です。
 その場合下穴をドリルなどであけた後、タップハンドルを使用して加工します
 
・機械加工の場合
①タップの内径の大きさで下穴をあけます
 
②ハンドタップの切削条件を選定します
上記のタップ工具径と、被削材ごとの範囲内の切削速度より、回転速度(min-1)(=S)を算出します。
主軸の回転速度【min-1 】 = Vc(切削速度) × 1000 ÷ Dc(工具径) ÷ 3.14
 
タップの送り速度(=F)は1回転1ピッチなので、同じく上記資料のピッチを回転数に掛けた値を算出(mm/min)。
これで、工具を動かす回転速度と送り速度が算出できました。
 
③そのタップを有効深さまで加工します。
 
④逆回転でタップを抜きます
⑤図面指示のゲージを使って検査します。
⑥ゲージ検査に合格すれば、完了です。
 
・切りくずは細かく分断しますが切りくずの流れが不安定な為、止まり加工の場合、1.5Dが限界です。
ステップ加工はドリルと違い切りくずがタップ ねじ部に噛みこむ為、あまり 推奨いたしません。

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