• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L

トップカテゴリ

  • No : 8984
  • 公開日時 : 2021/04/27 11:03
  • 更新日時 : 2021/04/27 11:05
  • 印刷

被削材の硬度が変化する処理や原因は? 条件表の見方は?

被削材の硬度が変化する処理や原因は? 条件表の見方は?
カテゴリー : 

回答

同じ被削材でも硬さが異なる場合があります。

硬さが変化する処理は、
熱処理、浸炭焼入れ、鍛造などがあり、
ステンレスなどは加工硬化により硬さが変化する場合もあります。

尚、切削条件は、硬さに合わせて設定が必要になりますので、
上記の処理に当てはまる場合は、硬さの確認が必要です。
 
 
<熱処理について>
炭素が0.3%未満の場合は熱処理をしても硬度が変化しないため熱処理自体を施しません。
そのため、低炭素鋼のS15C(炭素0.15%)やS25C(炭素0.25%)やSS400は、
熱処理による硬さの変動はありません。

炭素が0.3%以上の場合は、熱処理が施されている可能性があります。
熱処理が入っている場合は、
硬さに合わせて条件表(スチール系であれば合金鋼や調質鋼の硬さと同じ条件欄)をご参考にしてください。
 

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます