タップの呼びや種類によっては、首下長がカタログに明記されていないのは、タップ下穴径よりもシャンク径が細く、干渉しないからです。
一方、タップ下穴径よりもシャンク径が太い場合、工具が干渉するかどうかを以下のように判断します。
・カタログに首下長さの記載がある場合は、首下長さで判断。
※首下長さより深くタップをおろすと形状的に干渉してしまいます。
・カタログに首下長さがない場合は、ねじ長で判断。
※首下長さが「-」となっている場合、ねじ長さが終わるとそこからシャンク径へ向かって径が大きくなります。
※小径のタップなど。
注意
タップは首下長さ(ねじ長さ)=そのタップが加工できる長さではありません。
一般的には、タップが加工できるねじ長さは呼び径の2倍までが目安になります。