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  • No : 8145
  • 公開日時 : 2020/10/20 16:42
  • 更新日時 : 2022/07/11 12:22
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ねじインサートの種類には、どのようなものがある?<インサート・ヘリサート>

ねじインサートの種類には、どのようなものがある?
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回答

ねじインサートは、用途・母材・ねじ長さ・挿入方法の違い等で種類が分けられます。

・ オーエスジー取扱のインサート・挿入工具・抜取工具

 

・用途 フリー・ロック

ロックタイプは、ねじインサートの一部が多角形になっており、ボルトを入れた際に締め付けることで抜け防止となります。ロックタイプのねじインサート使用時には、合わせて挿入工具もロックタイプ用が必要になります。フリーは、ボルトの抜け防止効果のない通常のタイプです。

 

・母材

一般的にはステンレス鋼製が使われます。磁性を避けたい箇所にはリン青銅製を使用ください。

 

・ねじ長さ

インサート側の表記に○○Dとあるのが、挿入後の長さを表します。インサートには長さの種類もありますので、図面指示のねじ長さに応じたものをお使いください。

 

・挿入方法の違い

E-サート

(株)インサート社製のねじインサートで、幅広いねじのサイズや種類を取り揃えております。

E‐サートは、スプリング上のコイルで自在性のあるねじブッシュです。おねじとめねじのリード誤差・角度誤差を吸収し応力が分散することで、強いめねじが得られます。専用工具にタング側を先端にして挿入します。ねじの奥にタングが残る形です。挿入完了後、タング折り取り工具で除去します。

(株)インサート(2012年に(株)ツガミより事業継承。旧品名:ツガミねじインサート)

 

タングレスインサート
(株)アキュレイト社製のねじインサートです。
タングレスインサートは、一般的なタング付きインサートと同様に、ねじの強度や耐久性を得られます。名称の通り、タングがないタイプですので、タング折取りが不要です。タング折取り作業時のタングを取り出す作業も不要なため、作業時間短縮が可能です。
さらに、インサートの方向性がなくどちら側からでも挿入可能。方向確認のための時間が短縮可能。

 

ご所望の際は、普段お付き合いのある商社様を通じ、弊社営業所やオーエスジー在庫センターまでご相談ください。

 

・ ねじインサートとは?何に使うもの?

 

・ インサート(ヘリサート)を挿入するめねじを加工する工具は?

 

・ インサートとエンザート 何が違う?

 

 

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