タップの動きは、ねじのピッチと同じである、1回転で1ピッチ分進む必要があります。(1条ねじの場合)
タップ加工の送り速度(F)は、1分間に何mm進むかという数字なので、回転速度(min-1)×ピッチにて算出することが出来ます。
ピッチは、加工したいねじの呼びを参照します。
ねじの呼びとは、種類・外径・ピッチを表す呼び記号のこと
ウィットねじは並目では、ユニファイと同じ表現となります。
細目は、W20-12という表現となり、20の部分は外径(mm)、12の部分は1インチ間の山数を表現します。
管用ねじでは、ねじの外径は特殊で計算できません。ピッチはユニファイと同じ、1インチ間の山数で表現します。
タップを含め、他の工具の切削条件をまとめさせていただきました。
合わせてご参考下さい。
▽参考FAQ: タップの切削条件 加工に合わせた計算例