M6×1等のサイズと比べると、M30×3.5等の太径タップでは以下の違いがあります。
・加工時に熱を多く発生する。
・工具が重たい為、回転させる際にパワーが必要。
・ピッチが大きくなると、1回転で進む量が多くなり過大な負荷のかかる加工となる。
特に、加工機側がそれに耐えうる剛性も持っているか、低くなりがちな回転数でパワーが出るかがポイントとなります。加工機の被削材別の適応サイズの表示を参照する、回転数ごとのトルクを表す表を参照しその加工機の得意な回転数を確認する等の情報から、タップ条件をご検討ください。