溝なしタップの加工では、口元側にかえりバリが生じることで盛り上がった形状になります。
口元のかえりを抑制するためには、溝なしタップの下穴に、あらかじめ60~70°(全角)の面取りを行うことが有効です。
参照:オーエスジー タップ テクニカルデータ P42
※カタログ表記上、角度が全角とテーパ半角の2種類の表し方があります。
先端角90°:全角
テーパ半角45°:半角
どちらも、面取りの角度は同じ狙いの工具です。
溝なしタップの下穴面取り角度60~70°を狙う場合は、面取り工具の先端角が60°のものを選定ください。