• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L

トップカテゴリ

  • No : 474
  • 公開日時 : 2019/02/26 18:10
  • 更新日時 : 2022/07/15 16:16
  • 印刷

タップ切削条件表の範囲内で加工したが、タップが折損した。どのように改善すればよい?

タップ切削条件表の範囲内で加工したが、タップが折損した。どのように改善すればよい?
カテゴリー : 

回答

タップ折損の主な原因として、切りくずの噛みこみが挙げられます。切りくずの形状が不安定であったりボリュームがある場合、排出が滞り噛みこみを起こしやすくなります。排出しやすい切りくずを出すためには、以下の点を参考ください。
 
①加工内容(被削材や有効ねじ長さ)に対してタップの選定が適正か
 
 
 
②下穴径を範囲の大きめに設定
 
 
 
 
 
切りくずを噛んでの折損と考えますので、切削条件を5~8m/minへと変更し、切りくず形状の安定化を図って下さい。それでも問題が解決できなれば、切りくずの出ない溝なしタップの検討をお願いします。

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます