スレッドミルでの管用テーパねじのめねじ加工で、ゲージ合格を狙う為には工具径補正にて調節を行うことが有効です。
・管用テーパねじゲージの合格範囲より浅い位置で止まる場合
→工具径補正値を小さく調整ください
・管用テーパねじゲージの合格範囲より深い位置で止まる場合
→工具径補正値を大きく調整ください
・調整する値の考え方
→沈ませたい、もしくは、上の位置で止まらせたい深さを32で割った値を工具径補正値から調整します。計算上はこの狙い値分沈む形ですが、工具のたわみを考慮すると想定以上に沈むこともあります。調整の際は控えめな値から始めることをお勧めします。
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