エンザートの割溝型と三つ穴型を、どのように使い分けるかというと様々な被削材に使えるのは三つ穴型なので、サイズが無い場合を除き、まずは三つ穴型をご検討下さい。
割溝型は切りくず除去が容易な利点があるのですが、小さな下穴径で使用する場合や被削材が硬い場合には、先頭で挿入される割溝部が内側にたわみ、加工不良や締結不良を起こす場合があります。 (樹脂であっても、FRPやPCなどには割溝型は使用出来ません。)
割溝型は切れ刃部分が長く、切れ味が必要な被削材に向いています。(アルミ、快削性FC) 三つ穴型は、一般的な鉄などの被削材に向いています。(一般鋼、割れやすい硬質樹脂)
▽参考資料:パーツ&サプライシリーズ<エンザート>
▽参考資料:エンザートの被削材別使い分け