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  • 公開日時 : 2019/02/25 16:52
  • 更新日時 : 2019/05/09 09:43
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切削条件表の上手な活用<切削条件>

切削条件とはカタログの条件表をそのまま使えばいいのでしょうか?
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回答

カタログ条件表は、能率重視の条件です。

より安定した加工や工具寿命を重視する場合は、下記のような調整をおすすめ致します。

・ドリルやタップの切削条件(回転数)は、カタログの条件範囲の下目から様子を見る。

ドリルの回転あたりの送り量(mm/rev)は、切りくずの形状に影響しやすいので、下げ過ぎないようにご注意ください。

被削材にもよりますが、切りくずが分断し、排出しやすい形状がドリル加工には好ましいです。

・エンドミルやインデキサブル工具では、切削速度と送り速度を共にカタログ値の0.6~0.8倍から様子を見る。

加工に問題がない場合であれば、そこから条件を上げて能率アップをするのが安全です。

▽参考資料: 切削条件の上手な活用

 

 

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