下穴加工に超硬ドリルを使用すると、下穴表面が加工硬化を起こす場合があります。
加工硬化によって、その後のタップ加工の寿命が低下します。
ステンレス用ハイスドリルでは加工硬化が起こりにくいです。
また、超硬ドリルであっても、内部給油のステンレス用であれば、加工硬化を少なく下穴が加工出来ます。
※ステンレスは擦る事によって、分子配列が変わり、加工硬化がおこります。
極端に回転当たりの送り量を落としたり、切削速度を上げ過ぎることで、
擦りやすくなりますのでカタログ条件表を守ってお使いください。