米式管用NPTFゲージは、L1ゲージ(3段切欠き)の中央の切欠きが基準径、他の2つの切欠きが許容の最大と最小を示します。ゲージの使い方は、ねじが止まるまでゲージへねじ込み、検査したいねじの管端が最大および最小の切欠きの範囲内にあればはめあい検査に合格と判断します。
NPTFのねじ山の高さをチェックするためには、L1ゲージに続けて6段切欠きのクレストチェックプレーンゲージを用い、それぞれが止まった位置の関係性を検査します。L1ゲージで止まった位置とクレストチェックゲージで止まった位置が、上図枠内の範囲に示すように互いにあっていれば合格となります。
(例:L1は浅めで止まったのにプレーンは奥まで入った場合NG)
NPTFの合否はプレーンゲージによるクレストチェックを含めたものが正式ですが、客先の要求によるためご確認ください。
なお、クレストチェック用のプレーンゲージはプラグ・リングともに特殊製作品となります。