工具寿命の期間が知りたい。工具の耐用年数は?

切削工具の使用においては、耐用年数というような期間での考え方はありません。 切削工具の耐久という意味であれば、主に切れ刃の逃げ面摩耗で判断します。 被削材、使用状況、条件などでも大きく影響を受けるものになります。 詳細表示

被削材の特性と工具の選定

切削工具の選定において、被削材の「硬度」と「じん性(粘さ)」がポイントとなります。 被削材の特性に合わせた工具のご選定に、カタログにて選定基準表をご用意しております。 ※被削材の種類性質によっては、 意図的にその被削材の性質に近い用途の工具を選定する場合がございます 詳細表示

重切削

切削量を多くして、大きな切削抵抗が発生する加工です。 詳細表示

切削条件の調整効果

切削条件の調整効果には主に下表の様なものがあります。 詳細表示

工具形状の調整効果

工具形状の調整効果には、下表のようなものがあります。 詳細表示

タップの切削の負荷、切削トルクとは?

タッピングにおける回転抵抗をタップの切削トルクといいます。 トルクにおよぼす要因は、タップの種類やすくい角の大小、食付き部の長さなどタップの形状に関するものと、 被削材の種類やねじ立て長さ、下穴径の大小など切削条件に関するものがあり、 これらが複雑に絡み合ってタッピング時の抵抗として現れます。 詳細表示

切れ味と工具形状の関係

工具の中心軸に対する刃の角度をねじれ角といいます。 ねじれ角を強く(=角度を大きく)すると、切れ味が良くなります。軟質材の溶着対策などに有効です。 反対にねじれ角を弱くすると、切れ味が落ちますが、工具の剛性は高くなり刃先強度が増します。 ねじれ角 詳細表示

切削抵抗とは? スラスト抵抗とは?

切削抵抗とは、切削時に刃先が受ける抵抗力。主分力、送り分力、背分力の3分力で測定されます。 スラスト抵抗とは、主にはドリルで使われる切削抵抗のことで、工具の進行方向と反対向きにかかる抵抗の力のことです。タップの切削抵抗として使われることもあります。 ドリルなどの切れ刃面に対し垂直方向に切削抵抗が発生し 詳細表示

工具寸法のばらつきとは

工具を製造する上で、許容差内で大きく出来上がる製品や、小さく出来上がる製品があり、その寸法のばらつきを指します。 タップやゲージなどは許容差がJISにて規定されています。 詳細表示

タップの加工能率と切削条件の関連性

加工能率は、送り速度(Vf、mm/min)で表されます。 タップの送り速度の計算式は、Vf=ピッチ×n(回転速度=1分間の回転数)・・・① 、 回転速度の計算式は、n=(Vc(切削速度)×1000)/(3.14×Dc(工具径))・・・② となりますので、①に②を当てはめると Vf=ピッチ×(Vc 詳細表示